寝顔を見ながら、「今日もちょっと言いすぎたな」って、しんみりすること、ありませんか?

「早くしなさい」「なんでできないの」「だから言ったでしょ」。言った直後から、あーまたやっちゃった、って自分で自分にがっかりする。……あの感じ、わたしもしょっちゅうです。

今日は、その「つい口を出しちゃう」と、少し仲良くなれる話です。

また言っちゃった、と落ち込む夜に

子どもに話しかけて、ハッとする母

日中はバタバタで、気づけば一日じゅう小言を言ってた気がする。

宿題、片づけ、明日の準備。ぜんぶ気になって、口が勝手に動くんですよね。そうして夜、静かになった部屋で「わたし、怒ってばっかりだな」って、ひとりで反省会。

まじめなママほど、この夜の反省会をやってる気がします。それってきっと、ちゃんと向き合ってる証拠なんですけどね。

どうして、つい口が出ちゃうんだろう

考えてみると、口を出しちゃうのって、心配だからなんですよね。

失敗してほしくない。困らせたくない。だから先回りして、つい手も口も出しちゃう。意地悪で言ってるわけじゃなくて、むしろ逆。愛情が、ちょっと形を変えて出てきちゃってるだけ。

そう思うと、口うるさい自分を、そんなに責めなくてもいいのかもって、少し思えてきます。

実は、親の言葉で変わる部分って、思ったより小さいらしい

これ、知ってちょっとホッとした話なんですけど。

子どもの性格や得意・不得意って、親の声かけだけで大きく決まるものではない、と言われています。持って生まれたものや、いろんな経験が混ざって、その子ができていく。

つまり「この子がこうなのは、わたしの育て方のせい」って、全部を背負い込まなくて大丈夫、ということみたいなんです。

もちろん、親の関わりに意味がないわけじゃありません。ただ、「わたしがちゃんと言わなきゃこの子がダメになる」って気負いは、ちょっと下ろしてよさそう。その力みが抜けるだけで、家の空気ってやわらぐ気がします。

「見守る」って、けっこう難しい

少し離れて、子どもを穏やかに見守る母

「口を出さずに見守りましょう」。言葉ではよく聞くけど、これがまあ、難しい。

だって、目の前でゆっくり靴をはいてたり、なかなか宿題に取りかからなかったりするのを、黙って見てるんですよ。手を出したほうが、正直ずっとラク。

見守るって、何もしてないように見えて、実はいちばんエネルギーを使う関わりなのかもしれません。だからできない日があっても、当たり前だと思うんです。

わたしが試してる、口を閉じる小さな工夫

とはいえ、少しでもラクになりたい。うちでやってる(やろうとしてる)のは、このあたりです。

  • ひと呼吸おく。 言いたくなったら、心の中で3つ数える。それだけで「言わなくてもいっか」が、意外とあります。
  • 結果より、過程をひと言。 「できたね」より「やってみたんだね」。うまくいかなくても、かけられる言葉なので気がラク。
  • 頼まれるまで、手を出さない。 「手伝って」と言われてから動く。先回りをやめると、子どもが自分で考える時間が生まれます。
  • 口を出す代わりに、環境だけ整える。 片づけなさい、と言う前に、しまいやすい箱を置く。言葉で動かすより、こっちのほうがケンカにならない、とも言われています。

全部いっぺんには、とても無理です。今日はどれかひとつ、気が向いたものだけで十分。

完璧な親じゃなくて、大丈夫

肩の力が抜けた、穏やかな親子

つい口を出しちゃう日は、これからもきっとあります。わたしもそうです。

でもそれって、それだけ子どものことを真剣に思ってる、ってことでもあるんですよね。だから、言いすぎた夜があっても、そんなに自分を責めないであげてください。

完璧な親じゃなくて、大丈夫。あなたが「言いすぎたかな」と気にしている時点で、じゅうぶんやさしい親だと思います。

みなさんは、どんなときに「あー言っちゃった」ってなりますか?

※この記事は、わたし自身の体験と、見聞きした話をもとにした感想です。専門的な助言ではありません。お子さんの様子で気になることが続くときは、無理せず、園や学校、専門の窓口に相談してみてくださいね。