毎日、家事に育児に、本当にお疲れ様です。

子どもの寝顔を見ながら、「今日は怒りすぎちゃったな」「私、ちゃんとお母さんできてるのかな」と、一人で反省会をしてしまう夜はありませんか?

SNSを開けば、手作りの栄養満点なご飯や、いつも笑顔のママたちの姿があふれていて、つい自分と比べて落ち込んでしまう。そんな風に、心をすり減らしているママは本当に多いと思います。

子育ての「正解」がわからず、手探りで悩むことの連続ですよね。今日は、そんな風に毎日一生懸命なあなたへ、心がふっと軽くなるお話をさせてください。

「いいお母さん」のプレッシャーを手放してみる

私たちは無意識のうちに、「周りからどう思われるか」「親やママ友から褒められるか」を基準にして行動してしまいがちです。「ちゃんとした子に育てなきゃ」と焦るのは、実は「ダメな親だと思われたくない」という気持ちが隠れていることも。

でも、他人の評価を気にして子育てをしていると、いつの間にか苦しくなってしまいます。周りから褒められなくても、あなたは毎日十分に頑張っています。「完璧な100点のお母さん」じゃなくていいんです。60点でも、たまには赤点でも、子どもにとってはたった一人のお母さん。まずは、「できないこと」も含めて、ありのままの自分を「まあ、いっか」と許してあげてください。

もし、どうしても自分を責めてしまう時は、ほんの少しでもいいので「自分の好きなこと」をする時間を作ってみてください。お気に入りのコーヒーを飲むだけでも、好きなドラマを見るだけでも構いません。ママ自身が自分の心を満たし、ご機嫌でいることが、結果的に家族の笑顔につながっていきます。

「見返り」を求めない、自己満足の愛情

一生懸命ご飯を作ったのに一口も食べてくれない。せっかくお出かけしたのにずっとグズグズ。「こんなに頑張っているのに、どうして?」と報われない気持ちになることもありますよね。

そんな時は、「ありがとうと言ってもらうこと」をゴールにするのをやめてみませんか。 「私がこの子のために作ってあげたかったから作った」「今日も一日、命を守り抜いた私、えらい!」と、自分自身の「自己満足」で完結させてしまうのです。相手の反応はコントロールできませんが、自分の心が「今日も頑張った」と満たされていれば、不思議とイライラは減っていくものです。

子どもと「同じ目線」で世界を見てみる

子どもが成長するにつれて、理解できない行動や、興味を持つもの(ずっと同じ動画を見ている、よくわからないゲームに夢中など)が出てくると思います。

そんな時、「そんなのやめなさい」と頭ごなしに否定するのではなく、ほんの少しだけ彼らの世界にお邪魔してみてください。「それ、どんなところが面白いの?」「ママにも教えて」と、一人の人間として対等に接し、彼らの好きなものに耳を傾ける。それだけで、子どもは「自分を受け入れてもらえた」と深く安心します。

親だからといって、常に上で教え導く必要はありません。子どもを一人の人間として尊敬し、良いところも悪いところも丸ごと受け入れる。その信頼関係の積み重ねこそが、子どもたちが将来、自分の足でしっかりと歩き出すための強い根っこになります。

子育ては、思い通りにならないことの連続です。でも、あなたが今日、子どもに差し出した不器用な愛情は、間違いなく彼らの心に温かい種として蒔かれています。

どうか、一人で抱え込まず、時には誰かを頼りながら、あなた自身の人生も大切に味わってくださいね。明日もあなたが、少しでも穏やかな気持ちで朝を迎えられますように。

【参考文献】 岸見一郎・古賀史健 (2016). 『幸せになる勇気』. ダイヤモンド社.