スマホやゲーム、どうやって減らせばいいの?
子どもがスマホやゲームに夢中になっている姿、つい「もうやめなさい!」って言いたくなりますよね。
でも、ただ取り上げても逆効果になることが多いもの。
実は、「どう使うか」や「どんな意味を持たせるか」を工夫するだけで、自然と使う時間を減らすことができるんです。
今回のテーマは、科学的に見たスマホ・ゲームとの上手なつき合い方。
「禁止」ではなく「バランス」をキーワードに、親子でできるちょっとした工夫をご紹介します。
1. スマホって“あるだけ”で集中できなくなる⁉︎
勉強中、スマホが机の上にあると…見てなくても気になっちゃいますよね。
実はこれ、脳が「今、通知が来るかも?」と勝手に考えてしまうからなんです。
そのせいで集中力がどんどん削られて、なんとなく疲れる…。
試しにスマホを別の部屋に置いてみてください。びっくりするくらい頭がスッキリしますよ!
2. 「ながら〇〇」は意外と疲れる
動画を見ながら宿題、スマホ見ながらごはん…よくあるパターンですよね。
でも実は、脳は同時に処理してるんじゃなくて“超スピードで切り替え”てるだけ。
そのたびにエネルギーを使うから、気づかないうちにすごく疲れるんです。
「1つずつやる」だけで、びっくりするほど頭がスッキリします!
3. ゲーム=悪ではない!大事なのは「どう遊ぶか」
「ゲームは悪い」って言い切れません。
内容によっては、判断力や想像力、協調性まで鍛えられることもあります。
大事なのは、“どんなゲームをどんな風にやるか”。
睡眠や勉強、家族の時間とのバランスが取れていれば、ゲームも立派な学びの場です。
4. ゲームが育ててくれる力って?
- 考える力:先を読んで動く力がつく
- 人と関わる力:協力プレイでチームワークが育つ
- 作る力:工夫して形にする力が伸びる
たとえば『マインクラフト』なんて、まさに“遊びながら頭を使う”最高の教材です!
5. 「できた!」が子どもの自信を育てる
ゲームは失敗→再挑戦→成功のくり返し。
この「できた!」の小さな積み重ねが、自信(=自己効力感)を育てます。
「やればできる!」っていう気持ちは、勉強にもスポーツにもつながり、
これが、子どもの「成長マインドセット(努力すれば伸びるという考え方)」につながります。

6. 問題は「時間」より「何が減ってるか」
スマホやゲームが悪いというより、
それで「睡眠・運動・家族の会話」が減っちゃうのが本当の問題。
長くやることよりも、「他の大事な時間を取られていないか」が大切なんです。
7. 一気にやめるのはNG。少しずつが◎
「今日からスマホ禁止!」って言ってもうまくいかないですよね。
脳は急な変化を嫌うので、反動で余計に触りたくなります。
「寝る1時間前だけ使わない」「食事中は机に置かない」みたいに、
小さなルールを少しずつ増やすのがコツです。
8. スマホの代わりは“意味”で考える
スマホやゲームが楽しいのは、「自分で選べる・つながれる・できた感がある」から。
だから、同じ“満足”を別のことで感じられれば自然と減っていきます。
たとえば、
- 料理やお菓子づくり(達成感)
- 絵や工作(自分の世界を作る)
- 公園遊び(上達がわかる)
「禁止」より「楽しい代わり」を見つけてあげましょう♪
9. SNSも「時間」より「気持ち」が大事
SNSも悪者じゃありません。
比べて落ち込むような投稿は疲れますが、
感謝や応援を伝える投稿は心が温かくなります。
「どんな気持ちで使ってる?」を一緒に考えてあげるのがポイントです。
10. まとめ:「禁止」じゃなくて「意味のある使い方」へ
スマホやゲーム、SNSはもう子どもたちの生活の一部。
だからこそ、「どう使うか」「どう置くか」を家族で考えることが大切です。
現実の中で「楽しい」「つながれる」「できた!」を増やしていけば、
スマホは敵じゃなくて、味方になりますよ。

【参考文献】
- EDUCATION SKILL SET『科学的に正しいSNS・ゲーム時間の減らし方』
ビッグキーワード
スマホ依存、ゲーム教育、SNSと子育て、集中力、成長マインドセット
ロングテールキーワード
子どものスマホ制限のコツ、スマホをやめさせる優しい方法、ゲームで育つ力、親子でデジタルルール、SNSの良い使い方、スマホの置き場所と集中力、家族で決めるスマホルール
