何もしていないのに疲れる朝

朝から体が重い。
特別に忙しいわけでもないのに、もう疲れている。
そんな日が続くと、どうして私こんなにしんどいんだろうと不安になりますよね。

家事も育児も仕事も、ちゃんとやっている。
それなのに元気が出ない。
その原因は、あなたのやる気や性格ではありません。

疲れの原因は家の中にあるかもしれない

あなたの家に、使っていない物はありませんか。

着ていない服。
読んでいない本。
使いかけの化粧品。
壊れたままの家電。

それらは、ただ置いてあるだけの物ではありません。
脳にとっては、まだ終わっていない用事として残り続けています。

脳は見えない通知を受け取り続けている

それを見るたびに、脳は小さく反応しています。
これはどうするんだっけ。
まだ終わっていない。
いつ片づけるの。

あなたが意識していなくても、
脳は毎日そのメッセージを受け取り続けています。

だから、何もしていないのに疲れる日が出てきます。
急にやる気がなくなったり、ぼんやりする日もあります。

それは怠けているからではありません。
脳が未処理のことでいっぱいになっているだけです。

断捨離が心を軽くする理由

ここで大切なのが断捨離です。

断捨離というと、
一気に片づける
完璧に整理する
時間がある時にやる
そんなイメージがあるかもしれません。

でも、本当に必要なのはそれではありません。

一個手放すだけで起きる変化

たった一個、手放すだけでいいのです。

一個捨てた瞬間、脳はこう判断します。
一つ終わった。
私はちゃんと動けた。

この感覚が、行動するエネルギーを回復させます。
気合や根性ではなく、脳の仕組みとして起きている変化です。

今日やることはとても小さい

今日やることは、とても小さくて大丈夫です。

今この瞬間、視界に入って
少しモヤっとするものを一個だけ。

期限切れの調味料。
もう読まない紙。
使わなくなったアクセサリー。

どれでも構いません。

呼吸が深くなるその瞬間

その一個を手放した瞬間、
脳の中で鳴り続けていた通知が一つ消えます。

すると、呼吸が少し深くなり、
肩の力が、ふっと抜けます。

これは気持ちの問題ではなく、
体に起きている変化です。

断捨離は掃除ではない

断捨離は、部屋をきれいにするための作業ではありません。
毎日知らないうちに背負っていた、
見えない疲れを下ろす作業です。

今日のたった一個が、
明日のあなたを少し軽くします。
その積み重ねが、暮らしと心を変えていきます。

捨てることで、人生は静かに動き出します。

【参考文献】

  • 心理学における未完了タスクと脳負荷に関する研究
  • 自己効力感と行動エネルギーに関する心理学文献
  • 環境と認知疲労に関する研究資料