「便利・安い・きれい・味が濃い」にはウラがある
私たちが手にする食品の多くは、「安く」「簡単」「便利」で「きれい」な見た目、そして「濃い味」に仕上げられています。でも実はその裏で、大量の添加物や見えない加工が使われていることをご存知ですか?
例えば…
- カット野菜はプールの殺菌剤と同じ成分で洗浄
- おせち料理やデパ地下惣菜も合成着色料・保存料まみれ
- ペットボトル1本でコップ半分の砂糖
- カップ麺1食で大さじ3杯の油
知らないうちに、毎日10g・年間4kg以上の添加物を私たちは口にしています。

健康志向ママほど陥る“落とし穴”
最近は「無添加」が注目され、「◯◯は食べるな」「買ってはいけない」系の情報もたくさん出ています。でも、これにも落とし穴があります。
なぜなら…
- 全ての添加物が悪いわけではない
- 表示義務のない「隠れ添加物」も多い
- 天然でも発がん性のあるものがある(例:紅麹問題)
「無添加=安全」「天然=安心」とは限りません。正しく知って、自分で判断する力=リテラシーが必要なのです。

子どもは食を選べない、だからこそ大人が学ぶ
「子どもは食べ物を選べない。親の選んだものをそのまま食べるしかない。」
偏った食事や超加工食品に囲まれた今の日本では、アトピーやアレルギー、肥満、集中力の低下など、子どもの心と体に影響が出る可能性があります。
でも逆に、食事を変えるだけで子どもの様子が変わる例も実際にあります。

食育こそ、子どもの未来への投資
「知育・徳育・体育」…どれも食育の上に成り立つと言われています。
だからこそ、
- ネットの「買うな・食べるな」に振り回されず
- 自分の頭で判断し
- 家族に合った“ちょうどいい食”を選ぶ
これが現代のママに必要な「食選びの力」ではないでしょうか。
インディアンに伝わる有名な言葉があります。
「母親が無知だと子は病気になり、父親が無知だと子供は貧困になる」
家庭の“食”を預かる立場として、この言葉は重く響きます。
食べ物に神経質になりすぎず、でも知らないままにしない。
「食べ物は楽しくあるべき」
だからこそ、知識をもって、毎日の選択に自信をもっていきましょう。
このブログでは今後、
- 食品表示の見方
- 実際に避けたい添加物や成分
- 忙しいママでもできる買い物のコツ
など、子どもと家族の健康を守るための具体的な情報をわかりやすく配信していきます。
日々の食選びに役立つ“本物の知識”を一緒に身につけていきましょう。

【参考文献】
- 『日本の食品業界にかくされた不都合な真実』講談社+α新書
- 食品添加物に関する厚生労働省資料
- 欧州食品安全機関(EFSA)・英国食品基準庁(FSA)の公開資料
- 加工食品の添加物表示制度に関する各種行政発表資料