こんにちは!
毎日のごはん作り、頑張っているママさんへ。
「できるだけ健康に」「子どもに安心なごはんを」と思っていても、何を変えればいいか迷いますよね。

実は、“調味料”を見直すだけで、家族の健康がグッと変わるんです!

1. 【みりん】──「本物」は味も栄養も違う!

市販のみりんには、じつは4種類もあります。

種類原材料特徴
本みりん(伝統製法)もち米、米麹、焼酎飲めるほど自然な甘さ。5つの調理効果あり。
本みりん(簡略製法)もち米、米麹、醸造アルコール、糖類甘味がやや人工的、製造期間が短い。
発酵調味料水あめ、アルコールなど塩分があり、味付けに注意が必要。
みりん風調味料水あめ、酢、添加物アルコールほぼなし、調理効果は弱い。

✔おすすめは「本みりん(伝統製法)」
ラベルで「もち米・米麹・焼酎」の3つだけなら安心のサインです!

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2. 【お酢】──2段階の発酵がカギ

お酢にもピンキリあります!

  • 純米酢(おすすめ):原材料は「米」だけ。時間をかけて自然発酵。
  • 米酢(安価なもの):米+アルコール。発酵期間短く、酸味がきつめ。
  • 調味酢や穀物酢:甘味料や添加物入り。使いやすいけれど、栄養は少なめ。

✔「純」とつくお酢が一つの目安!(例:純米酢、純りんご酢)

3. 【しょうゆ】──「丸大豆」がカギ!

しょうゆ選びで見てほしいのは、「大豆」の種類。

種類特徴
丸大豆しょうゆ丸ごと大豆を使い、コクと香りが豊か。
脱脂加工大豆しょうゆ安価。薬品で油を抜いた大豆のカスから製造。
混合しょうゆアミノ酸や添加物を混ぜて旨みを補ったもの。

✔「丸大豆(国産)・小麦・塩」の3つだけが理想。
混合タイプは添加物が多いので注意!

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4. 【砂糖】──ミネラルは“おまけ”でOK

黒糖やきび砂糖はミネラルが多いけど、摂取量はごくわずか。
甘さに慣れすぎると、つい入れすぎてしまうことも。

✔使うなら、風味や甘みで選んで、少量に。

  • 煮物:三温糖やきび砂糖
  • 和菓子:黒糖や和三盆
  • 飲み物:グラニュー糖

人工甘味料や果糖ブドウ糖液糖はできるだけ避けよう!

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5. 【塩】──精製塩と伝統塩のちがい

塩の摂りすぎが気になるママも多いですが、問題なのは「塩化ナトリウム99%の精製塩」。

種類特徴
天日塩・平釜塩(日本)ミネラルが豊富、まろやかな味。
岩塩(海外)硬く、ミネラルは少なめ。
精製塩ナトリウムのみ、添加物が入ることも。

✔「海水100%・天日・平釜」などの表記をチェック!

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6. 【味噌】──「発酵の力」は子どもの味方!

味噌は発酵によって栄養価がぐっと高まるスーパーフード!
でも、短期間で作られたものにはうま味調味料や酒精(アルコール)などが加えられていることも。

✔理想は「天然醸造」で1年以上発酵した味噌。

  • 米味噌:万能タイプ、根菜料理に◎
  • 麦味噌:甘め、臭み消しに◎
  • 豆味噌:栄養価トップ!煮込みに◎

まとめ|裏ラベルを見るだけで、家族の健康が守れる!

調味料は毎日使うものだからこそ、「少し良いもの」を選ぶことがとても大事です。
子どもの体は、ママの手料理からできています。

まずはひとつだけでも、変えてみませんか?
“食選び”は、家族の未来を変える第一歩です。

【参考文献】

・『食選びアドバイザー基礎講座』(加工食品診断士協会)
・しょうゆ情報センター統計情報(2021年)
・「醤油本」(高橋万太郎・黒島慶子 著)