「糖質はエネルギー源だからちゃんと食べないと!」
そう信じていませんか?
でも本当にそれ、正しいのでしょうか?
この記事では、家族を守るママとして知っておきたい「糖質の真実」についてお話しします。
糖質=ガソリン。なくても大丈夫?
炭水化物(糖質)は、体の中でブドウ糖に変わりエネルギー源になります。でもそれだけ。
筋肉や脳を作るわけでも、ホルモンを整えるわけでもありません。
糖質は「三大栄養素」のひとつとされていますが、実は生命維持においてはそれほど重要ではないと考える専門家も増えています。
しかもブドウ糖は、肝臓や筋肉、タンパク質・脂肪から体内で作り出せるんです。
つまり、糖質をわざわざ食べなくても生きていけるということ。
糖質は太るだけ?!
食べすぎた糖質は、体の中で「中性脂肪」に変わります。
内臓脂肪や皮下脂肪となり、お腹まわりにどっしり蓄積…。
そして脂肪が増えると、糖尿病・高血圧・動脈硬化・⚪︎んなどのリスクが一気に高まります。

インスリンの働きがカギ!
糖質を多く摂ると血糖値が急上昇し、それを下げるためにインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは血糖値をコントロールできる唯一のホルモンです。
しかし、糖の摂取が続くと、だんだんとインスリンが効きにくくなってしまいます。
これが「インスリン抵抗性」です。
インスリンが効かなくなると血糖値は高いままになり、体はさらに多くのインスリンを分泌しようとします。
この状態が高インスリン血漿(けっしょう)と呼ばれ、さまざまな病気の引き金になります。
高インスリン状態による悪影響
- 糖尿病:血糖値が正常に下がらず、慢性的に高い状態が続く
- 高血圧:腎臓の塩分や尿酸の排泄機能が低下し、体内に溜まって血圧が上昇
- 痛風:尿酸の排出が妨げられ、関節にたまり痛みを引き起こす
- 動脈硬化:血糖値が急に上がることで血管の内側が傷つき、そこにコレステロールが沈着して血管が硬くなる
- 脳梗塞・心筋梗塞:動脈硬化が進行し、血流が滞って発症するリスクが高まる
糖質のとりすぎが、これらの病気の根本的な原因となっていることが多く、
血糖値とインスリンの乱れが、全身の健康に大きく関わっていることが分かります。
糖質と心の病気の関係
糖質は心にも悪影響を与えることが分かっています。
- やる気ホルモン「ドーパミン」の分泌が低下
- 鬱や不安感、パニック障害が起きやすくなる
- 糖質の中毒性でやめられない(エンドルフィンという快楽物質のせい)
糖質が脳に与える影響は、想像以上に大きいのです。
糖質が“⚪︎ん”を育てる?
⚪︎ん細胞の大好物はブドウ糖。
体に糖が多くあると、⚪︎んはどんどん大きくなります。
実は「⚪︎んは国民の2人に1人がかかり、3人に1人が亡くなる」ほど身近な病気です。
でも希望はあります。
糖を断つ+高濃度ビタミンC点滴療法という治療法が注目されています。

ビタミンC点滴療法とは?
- ビタミンCはブドウ糖に似た構造をしており、⚪︎ん細胞が間違って取り込みます。
- 体内に取り込まれたビタミンCは、⚪︎ん細胞の中で過酸化水素を発生させ、⚪︎んを攻撃します。
- 過酸化水素は正常な細胞にはほとんど影響がありません。
1976年にこの治療法は発見されましたが、日の目を見たのは2005年から。
実際に、余命4ヶ月と宣告された末期の子宮⚪︎ん(肺にも転移)患者が、5ヶ月で完治した例も報告されています。
さらに、4年前に行われたUCLAの⚪︎ん専門医へのアンケートでは、
「自分が⚪︎んになったら放射線治療を受けますか?」という質問に対し、
80%の医師が「受けない」と回答。
一方で、「ビタミンC点滴は100%受ける」と回答したという驚きの結果も。
糖質制限のススメ
糖質を減らすとどうなる?
- 体脂肪が減る
- 糖尿病・高血圧など生活習慣病を予防
- 気分も安定し、うつ症状も改善
- アレルギーや自己免疫疾患にも効果があるという声も
大切なのは、「ご飯・パン・麺・お菓子」といった糖質の多い食品を控えることです。
日々の食生活を見直すことで、体と心の調子がぐんと良くなるかもしれません。
最後に
昔ながらの和食は体に良いというイメージがありますが、実はご飯など糖質が多く含まれています。
まずは、普段の食事の中にどれくらい糖質が含まれているかを意識することが、家族の健康を守る第一歩です。
「糖質を控えるなんて難しそう…」
そう感じる方もいるかもしれません。
でも、あなたと家族の健康と未来のために、できることから少しずつ始めてみませんか?

【参考文献】
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準」
- 『糖質制限の真実』江部康二
- 『医者が教える食事術』牧田善二
- 『断糖宣言』宗田哲男
- 国立がん研究センター「⚪︎ん情報サービス」
- UCLAアンケート調査(⚪︎ん治療に関する医師の意識)
- 高濃度ビタミンC点滴療法研究・事例集