こんにちは!
毎日の子育てや家事、本当におつかれさまです。忙しい生活の中で「うまくいかないこと」「できなかったこと」に目が行きがちですよね。でも実は、物事の見方を少し変えるだけで、心の余裕や前向きな気持ちが生まれることがあります。
今日は「コップに水が半分ある」という有名なたとえをもとに、ママたちの日常にも役立つ考え方をご紹介します。
コップの水は「半分入っている」?「半分空っぽ」?
同じコップを見ても、ある人は「半分入っている」と思い、別の人は「半分空っぽ」と言います。量は同じなのに、言葉の選び方で気持ちが変わってきます。
例えば、子どもがテストで60点をとったとき。
- 「40点もできなかった」と思うと不安やイライラが大きくなります。
- でも「60点できた」と思えば、「次はここを伸ばそう」と前向きな気持ちになれます。
つまり、「ある」ものに目を向けるか、「ない」ものに目を向けるかで、行動や気分は大きく変わるのです。
子育てで「ないものを数えない」練習
1. 子どもの短所より長所を見つける
「落ち着きがない」より「元気いっぱい」。
「人見知りする」より「慎重に考えられる」。
見方を変えると、子どもの個性がポジティブに見えてきます。
2. 家事の「やれなかったこと」を数えない
夕飯が簡単なメニューになっても、「今日はご飯を用意できた」と思うだけで気持ちが軽くなります。
3. 自分を責めない
「片づけができなかった」「イライラして怒ってしまった」と後悔するより、「一日をなんとか回せた」と考える。これも立派な前進です。

ママに大切な「立ち止まる力」
風邪を引いて寝込んでしまったとき、「なんでこんな時に…」と後悔するのではなく、「体を休めるサインが出た」と受け止めることも大切です。
起きてしまったことを責めるのではなく、「次はどうするか」を考えること。これが自分を楽にし、子どもや家族にもやさしい姿勢につながります。
まとめ
「ないものを数えない」ことは、ママにとって心を守る大切な習慣です。
完璧じゃなくても大丈夫。「あるもの」に目を向けるだけで、子育ても家事も少し楽になります。
今日から「半分入っている」を見つける練習、始めてみませんか?

【参考文献】
深作秀春『100年視力』サンマーク出版
