パンがふわふわなのはなぜ?
スーパーやコンビニに並ぶふわふわのパン。
実は、この「ふわふわ」を作るために臭素酸カリウムという物質が使われることがあります。
臭素酸カリウムは、焼き上げる過程で成分がなくなるとされるため、食品添加物扱いではありません。
しかし、ここに大きな問題が潜んでいます。
臭素酸カリウムとは?
- パン生地を柔らかく仕上げるための生地改良剤。
- 小麦のグルテンを変性させ、よりふわふわの食感にする。
- 焼成温度が低い製品(ロールパンやサンドイッチ用など)では、成分が残る場合がある。

なぜ注意が必要なの?
- 遺伝子を直接傷つける発◯ん性物質と指摘されている。
- がんを「発生させる」だけでなく「進行させる」リスクも。
- WHO(世界保健機関)は使用禁止を勧告。
- EUや中国でも使用禁止されている。
日本では、「検出限界0.5ppb」を超えない範囲なら使用が認められています。
しかし、微量でも長期間体に入れば、どうなるかは誰にもわかりません。
驚きの事実|実はこんな使われ方も!
- 臭素酸カリウムは、髪のパーマ液の第2液にも使われる化学物質。
- 日本では「第1類危険物」に指定されている。
- 「10年経ってもカビないパン」が存在し、それがこの物質の影響とも言われている。
ふわふわで長持ちするパンの裏側に、こうしたリスクが隠れていることを、知っておきたいですね。
「基準値内なら安全」と安心していいの?
検査では「基準内」でも、毎日少しずつ摂取し続けるリスクは無視できません。
食品添加物問題と同じく、「少量でも積み重なれば危険」だと考えるのが自然です。
まとめ|子どもたちの健康のために、パン選びを見直そう
パンを選ぶときは、できるだけ無添加・自然なパンを選ぶ意識を持ちましょう。
家族の健康を守るために、毎日の小さな選択が未来を変えます。

【参考文献】
- 厚生労働省「臭素酸カリウムに関する基準」
- WHO「臭素酸カリウムの使用禁止に関する勧告」
- 食品安全委員会資料「発◯ん性物質に関するリスク評価」